2024 振り返り(自己実現の自覚)
2024 年が終わろうとしている。 ”今年はあっという間だった”と思ったが、今までもそうだったし今後も年末になると同じことを思いそうだなぁと感じる。
今年も色々あったので振り返る。
2024 のハイライトはチェス
2024 のハイライトは間違いなくチェスだ。チェスは 2 つの大きな気づきを与えてくれた。
継続は力になる
2024 年は初心者向けのチェス大会に 3 度出場し、出場するたびに成績を上げ、最終的に入賞という結果を残すことができた。 1 回目は下の区分で 3 勝 1 敗、2 回目は上の区分に挑戦し 1 勝 3 敗、3 回目は上の区分で 4 位に入賞と、着実に成績を向上させた。
このような上昇を維持できたのは継続のおかげだと自信を持って言える。というのは、この 1 年間は独学でチェスのレベル向上に取り組んできたからだ。
具体的には YouTube と本とアプリを使った。今確認したところ YouTube は有用そうな 16 チャンネルを登録しており、本は 5 冊ほど購入していた。chess.com というアプリを使っているが、レーティングは 900 から 1450 まで上昇している。
1 年間チェスの勉強を継続し、レーティングを上昇させただけではなく大会でも成績を残せたこと。この事実は大きな自信に繋がった。決して目覚ましいような結果ではないが、たとえやったことがないことでも継続すれば結果を残すことができるぞ、という態度を持つことができたからだ。
この経験を糧にして、これからも楽しく挑戦して楽しく生きていこうと思う。
真の興味は世界を広げる
本当に自分が興味があることに取り組むと、思わぬ形で世界が広がるなぁと感じた。
環境に対して相対的に振る舞いがちなタイプは、つまり学生なら勉強を頑張り、会社なら仕事を頑張り、周りをみて動きがちなタイプは、ぜひ自分が心から好きだと言える趣味に没頭してみてほしいと思う。
自分はこの 1 年チェスに没頭してきたが、そこからもっとチェスが広まってほしいと思うようになり、 YouTube での配信を始めることにした。ソフトウェア開発者を仕事にしていて PC には慣れていることも追い風になった。活動の中で動画編集やサムネイル作成、配信アプリの使い方や 3D model の扱い方を覚え、他にも YouTube 動画の SEO など様々なことを覚えていった。対面でもチェスを教えたいという思いも生まれたし、最終的に教室でも構えられると良いなと感じるようになった。
チェスというただの趣味が様々な活動に繋がっていきつつあるのだ。まるでスティーブ・ジョブスの Connecting dots だなぁと感じる。
今までも趣味はあった。しかしそれらはチェスト比べると本気で没頭していなかったという違いがある。本当に自分が興味あることを見つけ、それに取り組むと思わぬ形で世界が広がることを理解した。
自分がやりたいから体が動いてしまうような、内発的な動機によって行われる活動が最強なのだ。2025 もチェスは継続しつつ、自分が興味があると思えることは積極的にやっていこうと思う。
自己実現についての所感
今では、チェスの世界をもっと楽しみたい、日本でもっとチェスを流行らせたい、という意欲を抱いている。
ここまで、何かをやり遂げたいという気持ちを抱いたことはなかった。
勉強しないと、合格しないと、就職しないと、仕事を頑張らないと、結婚しないと。そういった社会からの期待を応えることに精一杯だったと思う。けど、チェスのそれは強制力による行動ではない。自分の中から沸き起こる行動だ。
自分らしくいられて、自分が抱く理想に向かって行動すること、これが自己実現なのかなと感じられる。今までは理解すらできなかったが、もしかすると起業家の気持ちはこれなのかもしれない?
2024 年のその他できごと
他にも色々やった。
- 日本一高齢化が進んだ村へ行き1泊
- 人生初富岡製糸場
- 台湾旅行
- 人生初韓国旅行
- 人生初クラブ
- 人生初ムーミンバレーパーク
- 麻雀のルールをついに覚えた
- 人生初旧バーレスク東京
- 人生初音楽フェス
- 人生初始発ディズニー
仕事面
2024 年の仕事面は学びの要素だけ並べておく。
- アジャイル
- ウォーターフォール
- 自己満足開発
- 解約
- ユーザーの求めるもの
- プロジェクト管理
- ミッション・ビジョン
- 存在意義の見直し
- アイデンティティのブレ
- 使われない基盤
- 自律型組織のあり方の模索
- アラインメント
- データと信仰
- 1on1と心理的安全性の大切さ
- 面従腹背と公明正大
- 認識のズレとコミュニケーション
- 全体像の把握と常時プランニングによる更新
- チームと理想への全員共感の難しさと妥協
終わりに
2024 も楽しかった。2025 年はもっといろいろなことに挑戦したい。